得意なことを仕事にするのはなかなかにレベルが高い
この植物何だかわかりますか?
「ブラックベリー」というそうです。
ネットで調べたので、合ってるのかいまいちわからないのですが。
自粛期間中、夫と2人でよく散歩していました。
コロナで大変な時に不謹慎ながら、穏やかですごく幸せな時間でした。
散歩コースにこの植物が植えてあって、実がなっていく様を通るたびに観察していました。
植物の種類がわかる能力
自粛期間に突入して、散歩をするようになり、この植物の存在に気づきました。
目を止めたのは花が咲いていたからです。
出典 : 果物ナビ
こんな感じの花が咲いているのを見て、私は「ベリー系だ」とすぐにわかりました。
イチゴの花や、地元の道端に生えてたキイチゴの花と似ているからです。
葉っぱもベリー系の形をしています。
ラズベリーなのか、キイチゴなのか、何なのか、詳しい種類まではわからなかったのですが、「ベリー」の一種であることはわかりました。
その後実がなって、色づき、熟したところでネットで画像を調べ、「ブラックベリー」であることが判明しました。
夫と散歩していて思うのは、私には植物の種類を見分ける能力がある、ということです。
散歩中に生えている植物を見て、あれは梅だ、あれはじゃがいもだ、あれはローズマリーだと判別ができるのです。
花が咲いていなくても、実がなっていなくても。
夫は全くわかりません。
え?なんでわかるの?という反応です。
私が植物を判別できるようになったのは、子どもの頃、植物図鑑や植物の本を熟読していたからです。
特徴がインプットされてるので判別できるのです。
得意なことを仕事にする
私は今の仕事を辞めたくて、でもどんな仕事をしたらいいかもわからなくて、どうしたらいいかネットで調べまくっています。
そうすると出てくるのが得意なことを仕事にしよう!という言葉です。
得意なことを仕事にすれば少ない労力で成果が手に入るのです。
その通り。私も得意なことを仕事にしたい。
じゃあ私の得意なことって?
「植物の種類を見分けることができます!」
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何の役に立つねん。
植物を取扱う仕事、農業とか造園とか野菜を扱う調理とかなら持っておくべき最低限のスキルでしょうね。
最低限のスキルであって、これができるから仕事ができる、とは言えないでしょうね。
私の実生活において、植物を見分ける能力は生活を豊かにしてくれます。
散歩や通勤路を楽しいものにしてくれます。
でも役に立つかと言われると、まあ日々の料理には役に立ってるかな。
仕事には結びつかないなあ…。
そもそも私が身につけた、特徴をインプットして種類を判別するって方法。
AIが大量のデータを蓄積して、犬と猫を判別できるようになる、それと同じですね。
AIに取って代わられる能力じゃないか。
突きぬければ仕事になる
しかし仕事にならないなんて書きながら思い浮かぶ人がいます。
さかなクンです。
さかなクンもきっと、子どもの頃に図鑑を熟読して実物も見て魚を判別するスキルを身につけたことでしょう。
私と違うのは、さらに知識と経験とキャラクターを積み重ねて突きぬけた存在になっているところです。
要はオタクですよね。
何事もオタクレベルで詳しくなれば仕事に結びつくと思うのです。
現状、私の植物への情熱や知識はオタクレベルとは到底呼べないものです。
そんなんじゃ仕事にはならないな。
でもさ、オタクレベルの情熱が無くても、コツコツ積み上げていけばオタクレベルの知識には辿り着けるんじゃないかな。
いつか「私の得意なこと」が仕事になる日が来る…かもしれませんね!