ミニマリスト主婦の人生最適化計画

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ミニマリストな主婦が人生を快適に生きる方法を考えるブログ

得意じゃないことを仕事にするという選択肢

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パソコンを買いました。

今まで物を増やしたくなくてスマホで済ませていましたが、せっかくブログを書くならタイピングを上達させたくて、悩んだ末にノートパソコンを買いました。

 

私はパソコンに興味も関心も無いです。

対して夫はパソコンを自分で組み立てる程度にパソコン好きです。

 

「めんどくさいし安くて人気なのを適当に買おうかな~」

と思っていましたが、何を買ったらいいか夫に相談すると

「俺忙しいんだけど!」

と言いつつ

「メーカーはここで~、スペックは最低これくらい欲しくて~」

と嬉々として一緒に選んでくれました。

 

 届いたパソコンを開封してセットアップしました。

「俺仕事しなきゃなんだけど!」

と言いつつ夫も一緒にセットアップしてくれました。

 

私にとってパソコンのセットアップはよくわからないめんどくさいものでしかないのですが、

夫はセットアップやらセキュリティソフトのインストールやら各種設定やらを嬉々としてやっていました。

 

セットアップが終わって私は一仕事終えた気になりパソコンから離れましたが、

夫はしばらくパソコンをいじり続けていました。

電源を落とした後ももっといじりたそうにしていました。

 

あまりに楽しそうな様子が私の理解を超えたので聞きました。

「何がそんなに楽しいの?」

「進化した最新のスペックが楽しい。」

 

まじか…

答えも私の理解を超えていました。

 

好きな人には敵わない

私も大学時代は文系なりにパソコンを使っていて、文系の中ではパソコンに苦手意識を持っていない部類でした。

使うのはWord、Excel程度ですけど文系(というか私がいた学部)では私よりパソコンが苦手な人がたくさんいました。

だからパソコンは好きじゃないけど苦手意識は特に持っていなかったんですね。

 

セットアップ程度ならまあ普通にできるつもりでしたし、実際誰でもできるように設定されているものですが、私と夫とでは設定項目への理解度が全然違いました。

 

だいたいで「はい」「いいえ」を選ばざるを得ない私に対して

夫は理由を持って「はい」「いいえ」を選んでいました。

 

IT系スキルを身につければ今後困らない、なんて言いますし、

私も何かしら身につけられたらいいな、とささやかに思っていました。

 

でもさ、やっぱり好きこそものの上手なれで好きな人には敵わないんですよね。

 

私が必要に迫られて嫌々パソコンやITの知識を詰め込むのと

パソコン好きの夫が嬉々としてパソコンをいじってるのでは知識の蓄積や展開が全然違いますよ。

 

仕事をほったらかして楽しそうにパソコンをいじる夫を見て恐怖さえ感じました。

私の理解を超えている。

若干きもちわるい。

オタクってすげえ…

 

私がスキルを身につけよう!と一念発起してITの勉強をしてIT業界に飛び込んだとして

IT業界には夫以上の変態オタクがゴロゴロいるわけで

嫌々学んでる私が業務時間外にもITのことを考えてる変態に敵うはずもなく

劣等感にさいなまれて早々に脱落することがやすやすと目に浮かびますね!

 

パソコンがわからない人の気持ちがわかるという強み

夫はパソコンの設定や機能やスペックについて私に一生懸命説明してくれました。

知識が無い人でもわかるように噛み砕いて説明してくれました。

 

でも全然頭に入らず笑

 

同じことを聞くと「さっき説明したのに全然聞いてないんだから!」と言うのですが違うんですよ。

聞いてるんだけど右から左へ通り抜けてしまうんです。

 

夫が噛み砕いてわかりやすくしてくれた説明が私にとっては難しいんです。

いや、一語一語は難しいことは言ってないんだけど系統立てて理解できないから頭を通り過ぎてしまうんです。

 

たぶん、夫のパソコンへの気持ちが私の理解を超えているように

私のパソコンへの知識の無さ興味の無さが夫の理解を超えているんでしょう。

 

夫はパソコンがわからない人の気持ちがわからないのです。

わかろうとしてるけど、本質的にわかれないんです。

 

スポーツでも名選手が名監督になれるわけじゃないと言われますよね。

できない人の気持ちがわからないから。

 

私のような者の活路はここにあります。

パソコンがわからない人の気持ちがわかるという強みがあります。

 

 

ちなみに私は料理が好きで、調理法や野菜のこと調味料のこと、一生懸命に夫に説明しても説明した直後に同じことを聞かれるという現象が多々あります。

 

「俺料理に興味あるよ!」と言うけど往々にして頭を通り過ぎています。

本人は気づいてないようだけど、料理に関してはパソコンと逆転現象が起きています。

きっと私もわからない人の気持ちがわからず、わかりやすく説明できていないのです。

 

人より少しだけ知識があることを人に教えるくらいがちょうどいい

私がもしIT業界で生きていくとしたら、プログラミングのような実務の仕事では早々に脱落するでしょう。

でも、パソコンが苦手な人にパソコンを教えるという仕事なら、パソコン好きのオタクより私の方がうまく教えられるんじゃないでしょうか。

自分がわからなかった経験があるから、わからないポイントがわかるのです。

 

逆に料理の超初心者に料理のことを教えるなら、私より夫の方がうまく説明できるかもしれません。

 

人に何か教えるなら、得意なことを教えるより、得意じゃないながらに人より少しだけ知識があること、それを人に教えるくらいがちょうどいいのです。

 

ただ、得意じゃない興味がない分野を仕事にして楽しいかどうかはわかりませんね。

人の役に立つという点ではやりがいはあると思うんですけどね!