ミニマリスト主婦の人生最適化計画

ミニマリスト主婦の人生最適化計画

ミニマリストな主婦が人生を快適に生きる方法を考えるブログ

きゅんとするカラスウリ

あかく熟したカラスウリ

久しぶりにカラスウリを見つけた。

自転車で走っていて鮮やかなオレンジが目に入った。

秋だなあ。

木の葉っぱの影にひっそり成っていたので、気づかない人も多いでしょうね。

私もこんなに鮮やかな色じゃなかったら見過ごしていたでしょう。

しかしなんでこんなに鮮やかな朱色に色付くんだろう?

動物に食べてもらうの?

 

カラスウリを見るときゅんとして懐かしい気持ちになる。

田舎育ちの私は子どもの頃、家の裏庭で遊んでいた。

きれいに整った庭ではなくて、自然に生えた草木が取り囲んでいた。

秋になると木に絡んだカラスウリが朱く色付いていた。

鮮やかなオレンジになって初めて存在に気づくことが多く、夏のカラスウリがどんな感じだったかよく覚えていない。

たしか緑色の状態を見たことがあった気がするけれど。

 

裏庭で姉兄や友達とよく遊んでいた。

土を掘ったり秘密基地的なものを作ったりツルでターザン的なことをしたり。

通学路でも秋になるとカラスウリを見かけた。

近所の友達といつも一緒に登下校していた。

 

大きくなってからはカラスウリを見かけることが少なくなった。

庭でキャッキャしなくなり、車に乗るようになったからかな。

 

だから私はカラスウリを見ると子どもの頃を思い出す。

今回久しぶりにカラスウリを見つけて懐かしい気持ちがいっぱいになった。

 

子どもの頃、私はおばあちゃんと一緒に暮らしていた。(今も健在です。)

カラスウリが「カラスウリ」という名前だということを教えてくれたのはおばあちゃんだった気がする。

 

カラスウリを見てきゅんと懐かしくなったのは、幸せな子ども時代を思い出したから。

私は愛されていた。家族にも友達にも。

 

どす黒いものに支配されがちな大人になった自分だけれど、私は今も変わらず愛されている。

カラスウリはそれを思い出させてくれた。

水に惹かれる

湧き水で泳ぐ鯉

 

私は水が好きです。

 

好きなのはナチュラルできれいな水。

 

特に湧き水と、温泉と、サンゴ礁のきれいな海。

これらがたまらなく好きで萌える。

趣味は湧き水鑑賞と、温泉巡りと、スキンダイビング

 

非日常のきれいな水のみならず、日常も水に依存しています。

水で手を洗うことでリセットされる感じがして、わりと頻繁に手を洗います。

潔癖症な訳ではないです。

 

飲み物は基本的に常温の水をがぶ飲みしています。(水道水をそのまま飲んでるだけ)

水道の水がまずいと萎えます。

今住んでいるところは水道水が普通においしくてありがたいです。

 

手肌が弱くて、水仕事をするとすぐに手が荒れてしまいます。

だからなるべく水を触らないようにしよう、とは思うけど、なんだか水から離れられないのです。

 

HSPの性質だった

HSPについてのこの本を読みました。

 

HSPの本は何冊か読んだけれど、私にはこの本が一番しっくりきました。

おだやかに淡々と、わかりやすく原因と対処法が書かれています。

 

そんな中、こんな一文がありました。

 

また、HSPの多くが、水に惹かれます。

飲むのにも、お風呂のお湯にして入るのにも、泳ぐのにも、よい効果があるのです。

 

そうなの!?水が好きなのは私単体の特性ではなくてHSPの特性だったの!?

本を読んでいたら唐突に水のことが出てきたのでびっくりしました。

HSPが水好きとは初耳です。

 

そういえば本の表紙もきれいな透き通った水。

あらゆる物の影響を受けやすく、染まりやすく、簡単に汚れてしまう、HSPと水は似ています。

 

水のことはさらっと書いてあっただけで、HSPが水に惹かれる理由は書いてありませんでした。

 

私が水に惹かれる理由

私が水に惹かれるのは地球のエネルギーを感じるからです。

 

地下水が湧き出ずる様に、地球の息吹を感じて萌えます。

温泉には地球の鼓動を感じて興奮します。

きれいなサンゴ礁の海には地球の懐の深さを感じて安心します。

 

まさにGEO。

地球に生まれてよかったーーーーー!!!!と感じずにはいられない。

 

そしてきれいな水は、薄ら汚れてしまった自分をもきれいにしてくれる気がするのです。

 

怖い水もある

私はきれいな水には癒されるけれど、汚れた水や暗い水には恐怖を感じます。

都会の汚い川や、底の知れないダム、濁った海。

私は泳げるけど、たぶん落ちたらパニックになります。

なにがあるかわからない、得体の知れない恐怖があります。

 

私の現職場もこんな感じです。

人の出入りが激しいから流れはあるけど、辞めていった人々の名残がヘドロのようにたまって淀んでいる。

光は屈折して、時空が歪んでいる。

恐怖と息苦しさに追い込まれる。

 

ああ、透き通った明るい水で泳ぎたい。

 

この記事のトップ画像は、湧き水の公園で撮った鯉の写真です。

広い池の中、湧水が出てきている場所に鯉が集まっていました。

湧水ポイントから離れると水は濁っています。

鯉たちはきれいな水の場所に好んで集まってきているのです。

 

きれいな環境で生きたいと思うのは鯉も人間も一緒ですね。

 

色柄のある鯉に比べて、かわいくない扱いをされがちなグレーの鯉ですが、透き通った水の中泳ぐ姿はとてもきれいです。

よき環境に行けたら、私もきれいに見えるかな。

 

煩雑な職場で精神をやられるミニマリスト

f:id:manuruuu:20200812002543j:image

私はミニマリストです。

 

私の家は余計なものが少なくスッキリしています。

(おしゃれじゃないし収納はうまくできていないけど)

 

私は自分の持ち物が把握できています。

「同じもの持ってたのに買っちゃった~」みたいなことはそうそうありません。

 

冷蔵庫も特に整理整頓はしていませんが中身が把握できています。

「奥からしなびたニンジン出てきた~」なんてこともありません。

 

夫も結婚前はタメコミアンでしたが、一緒に住むようになってから私に感化されてすっかり手放せる人になりました。

このお盆休みも、せっせと不用品を売ったり処分したりしています。

(日用品のストック癖はまだあるけれどかなり少なくなりました)

 

夫の協力もあってすっきりシンプルな生活ができています。

私がなぜミニマリストになったのかというと、物が少ないと考えることが少なくなって落ち着くからです。

 

実家に住んでいた頃、冷蔵庫のごちゃごちゃ具合に辟易していました。

キッチンを取り仕切っていたのは母なので、住まわせてもらっている身分では母の意向に従わざるを得ませんでした。

私も料理していたので、冷蔵庫から食材を探す度に「イ”ーーーッッッ!!!」となっていました。

 

今は結婚して実家を離れ、自分が家事を取り仕切る立場になり、非常に快適に生活できています。

共働きですが家事の負担はそんなに大変なものではありません。

物が少ないので掃除はササっとで終わるし、服はだいたい決まっているので洗濯計画がたてやすく、食材が把握できているので料理の組み立てがいつでもどこでもできます。

 

ミニマルな状態は実に合理的で快適です。

 

煩雑な職場に入ってしまった

結婚前に働いていた職場は、きれいでシンプルで全体像が見渡せる職場でした。

どこに何があるかをみんなが把握できていたし、意思決定も情報共有も楽々簡単でした。

不満もあったけれど、心穏やかに仕事に集中できる職場でした。

 

結婚して通えない距離に引っ越したため退職し、同業種の他社に転職しました。

失敗しました。

非常に複雑で煩雑な職場環境です。

 

あまりのごちゃごちゃ具合に転職1日目で絶望しました。

やっていることは前職と同じようなものなのにこんなに違うか!というくらい煩雑です。

未熟な自分は面接で見抜くことができませんでした。

 

余計な仕事が多すぎて大事なことに集中できない

職場をスムーズに回し、お客様のために最善を尽くすのが私の仕事です。

そう、そのはずです。

そのはずなんですが、前職では当たり前にできていたその仕事が、今の職場ではなんとも困難なものになっています。

余計な仕事、余計な考えることが多すぎるんです。

 

例えば仕事中に使う何かが壊れた時

 

前職のパターン

①これ壊れました!

②修理出して!ここに電話して!

たったこれだけです。当たり前の流れですけどね。

 

現職のパターン

①これ壊れました!

②壊れてるねえ

③どうしようか?

④忙しいからとりあえず置いとこう

⑤もうこんな時間だから明日考えよう

⑥翌日:上の人に誰か連絡した?

⑥わかりません

⑦連絡したかわかる人いませんかー?

⑧誰も連絡してないようなので連絡しますね

⑨連絡つながりません!

⑩忙しいのでまた後で連絡します

⑪連絡つきました、修理に出せだそうです

⑫修理ってどこに電話するんですか?

⑬わからないなあ、ここかなあ…?

つづく...

 

こんなことばっかりですよ。

意思決定をできる人が現場にいないことが多く、わざわざ電話で連絡を取らねばなりません。しかも繋がらないことが多い。

仕事に集中したいのに、後で連絡しなきゃ!メモ残しとかなきゃ!確認しなきゃ!こんなことが積み重なってどんどん煩雑になっていきます。

 

こんなパターンのみならず、あらゆることが煩雑でごちゃごちゃしている職場で、私は発狂しそうになります。

 

前職に入ったときは、未経験ながら1ヵ月くらいで仕事の全体像を覚えていました。

現職は経験者であるにもかかわらず、半年以上たった今でもわからないことだらけです。

 

わからないことは恐怖です。

HSPである自分は、わからないという状況に強いストレスを感じます。

あらゆる状況を想定して準備しておきたいのに、先が読めなくて不安でたまりません。

わからないことが起きた時にどうしたらいいかわからないのが怖いんです。

 

日々精神をやられていく

私以外の人は「この職場ごちゃごちゃしてるよねー」と言いつつ割と平気そうにしています。ごちゃごちゃは嫌そうにしていますけれど。

 

私はもう…耐えられない…

あまりにもごちゃごちゃで煩雑なやり取りが繰り返され、情報や刺激が多すぎます。

 

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

 

 

今この本を読んでいますが、こんなことが書いてありました。

 

 とはいえ私が声を大にして言いたいのは、HSPが必ずしも細やかで、誠実で、共感力があるわけではない、ということです。本来は誠実なのですが、私たちは刺激を受けすぎると、心に余裕がなくなって配慮を欠き、一緒にいづらい人になってしまいます。

まさに今の私の状態です。

私は基本いい人です。同僚をフォローしたいし、落ち着いて優しく丁寧に対応したいと思っています。

でも自分の煩雑な仕事でいっぱいいっぱいになってしまって、聞かないで!自分でどうにかして!!となってしまうのです。

そんな自分が嫌でしょうがない。

 

刺激を受けすぎて脳が興奮した状態が毎日繰り返されます。

実にストレスフルでそんな毎日に辟易しています。

 

私はもっとすっきり片付いたシンプルな職場で働きたい。

こんな非合理的な職場は嫌だ。

 

今の職場をミニマル化したいと願ったこともあったけどもう諦めました。

他人の物を勝手に捨ててはいけないのは断捨離の鉄則です。

断捨離の決定権のある人が現場にいないんだもの。

 

適応できないなら自分が去るしかない。

とりあえず今の職場をやめたいという話でした。

ゲド戦記の精神不安定さがHSPにささる

f:id:manuruuu:20200720200406j:plain

www.fusakonoblog.com

先日はてなブログトップページをたまたま開いたらこちらの記事が目につきました。

ジブリが映画館で再上映されているなんて...!!

いてもたってもいられず、映画館で観てきました。

教えてくれた筆者さんありがとうございます!

 

一生に一度は、映画館でジブリを。

ジブリは何度もテレビで見てるけど、映画館の良い音響で大画面大迫力で見たいよ!!

なんて素晴らしい企画。

コロナだからなの?

コロナで上映作品減ってジブリを再上映してるの?

理由はどうあれ一生テレビ画面で見続けるのみと疑いもせずにいたジブリ

こんな機会を設けてくれて、それに遭遇できて幸せすぎる。

ぜひ定期的にほかの作品も再上映していただきたい。

 

www.ghibli.jp

 

今回の「一生に一度は、映画館でジブリを。」キャンペーン

風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記

4作品がラインナップされています。

 

この並び、『ゲド戦記』だけ異質ですね。

ほかの3作品に比べて人気も知名度も低いです。

あえてラインナップに入れるということは、

「観て!!再評価して!!」ってことでしょうか。

 

ということで私は『ゲド戦記』を観てきました。

公開当時、テルーの唄をよく聞いていたのですっかり観た気になっていましたが、

今回よくよく考えてみたら一回も観たことがなかったのです。

中学生の時に原作を読んだことがあるので記憶がごちゃ混ぜになっていました。

人の記憶はあてにならないものですね。

 

ゲド戦記

原作を読んだのはもう20年(!)も前だからあいまいだけど、ストーリー違いますよね?たぶん。

アレン、原作では父殺しなんてしてたっけ?あんなに病んでたっけ?

考察やネタバレ読みたいけどこの記事を書き終えるまでは我慢しています。

 

ほぼ前情報なしで観ましたが、感じたのは既視感。

リャマみたいな動物に乗ってるアレンとハイタカが、ヤックルに乗ってるアシタカに見えるー。

ハジア売りがジコ坊に見えるし、クモはエボシ様と同じ声だし。

 

感じた違和感はテルーが全然醜くないということ。

顔のやけどをピンクで軽やかに表現してるけど、前情報が無い状態で観た人はやけどだって気づくのかな?

中盤でテナーがやけどについて説明しているけど、それまでわからないんじゃないかな?

「この顔じゃ売り物にならない」「気味悪い」みたいに散々に言われてるけど、テルー全然醜くないよ。

ストーリーの中ではひどいやけどの跡なんだろうけど、観てる側としてはどこが?となってしまうのです。

 

主人公が精神不安定

主人公は17歳の若者アレンです。ゲドではありません。

ジブリの主人公といえば、気高くまっすぐで強い心の持ち主なイメージですが、

ゲド戦記の主人公アレンは本編の9割がた病んでます。

 

繰り返されるキーワードは「不安」。

この「不安」という言葉が出てくるたび、HSPである自分が揺さぶられます。

 

アレンはずっと不安そうな顔で、自信のないボソボソした話し方をしていて、不安でたまらなかった頃の自分を思い起こされるから。

 

たぶんアレンはHSPですよね。

真面目で優しくて自信がなくて不安でたまらない青年。

 

最後アレンが生と向き合えるようになり、精神が統一されて自信が持てるようになったとき、私にも安堵の気持ちが広がりました。

父殺しをするほど精神を病んでしまっても、いつか出口があり希望があるんだと思えたからです。

 

HSPは不安でボロボロになりやすいけれど、特性を活かして生きられるようになれば自信を持った魅力的な人になれるはず。

そう思える希望をアレンが叶えてくれました。

 

監督もHSPだと思う

アレンの精神不安定さを描くのは、実際に精神不安定になったことがある人じゃないと難しいと思うんですよ。

 

アレンは立派な国王の下で、偉大な父親とダメダメな自分を比べて精神不安定になってしまった訳だけれど、宮崎吾朗監督も宮崎駿という偉大な父親と比べられてきたんですよね。

アレンが不安を克服する様は、監督がこうありたいという思いを託しているんじゃないかな。

 

私は監督のことを全然知らないので想像でしかないんだけど、エンドロールで確信しました。

「テルーの唄」の作詞って宮崎吾朗監督だったんですね。

あの繊細な世界観と言葉はHSPだ。

 

だからどうということはないけれど、観たこともなかった映画の歌がなんで当時あんなに染み込んできてたのか、やっと腑に落ちました。

テルーの顔を醜く描かなかったのも、傷つく人がいるかもしれない、と考えた結果だったのかもしれませんね。

 

得意じゃないことを仕事にするという選択肢

f:id:manuruuu:20200720001557j:plain

パソコンを買いました。

今まで物を増やしたくなくてスマホで済ませていましたが、せっかくブログを書くならタイピングを上達させたくて、悩んだ末にノートパソコンを買いました。

 

私はパソコンに興味も関心も無いです。

対して夫はパソコンを自分で組み立てる程度にパソコン好きです。

 

「めんどくさいし安くて人気なのを適当に買おうかな~」

と思っていましたが、何を買ったらいいか夫に相談すると

「俺忙しいんだけど!」

と言いつつ

「メーカーはここで~、スペックは最低これくらい欲しくて~」

と嬉々として一緒に選んでくれました。

 

 届いたパソコンを開封してセットアップしました。

「俺仕事しなきゃなんだけど!」

と言いつつ夫も一緒にセットアップしてくれました。

 

私にとってパソコンのセットアップはよくわからないめんどくさいものでしかないのですが、

夫はセットアップやらセキュリティソフトのインストールやら各種設定やらを嬉々としてやっていました。

 

セットアップが終わって私は一仕事終えた気になりパソコンから離れましたが、

夫はしばらくパソコンをいじり続けていました。

電源を落とした後ももっといじりたそうにしていました。

 

あまりに楽しそうな様子が私の理解を超えたので聞きました。

「何がそんなに楽しいの?」

「進化した最新のスペックが楽しい。」

 

まじか…

答えも私の理解を超えていました。

 

好きな人には敵わない

私も大学時代は文系なりにパソコンを使っていて、文系の中ではパソコンに苦手意識を持っていない部類でした。

使うのはWord、Excel程度ですけど文系(というか私がいた学部)では私よりパソコンが苦手な人がたくさんいました。

だからパソコンは好きじゃないけど苦手意識は特に持っていなかったんですね。

 

セットアップ程度ならまあ普通にできるつもりでしたし、実際誰でもできるように設定されているものですが、私と夫とでは設定項目への理解度が全然違いました。

 

だいたいで「はい」「いいえ」を選ばざるを得ない私に対して

夫は理由を持って「はい」「いいえ」を選んでいました。

 

IT系スキルを身につければ今後困らない、なんて言いますし、

私も何かしら身につけられたらいいな、とささやかに思っていました。

 

でもさ、やっぱり好きこそものの上手なれで好きな人には敵わないんですよね。

 

私が必要に迫られて嫌々パソコンやITの知識を詰め込むのと

パソコン好きの夫が嬉々としてパソコンをいじってるのでは知識の蓄積や展開が全然違いますよ。

 

仕事をほったらかして楽しそうにパソコンをいじる夫を見て恐怖さえ感じました。

私の理解を超えている。

若干きもちわるい。

オタクってすげえ…

 

私がスキルを身につけよう!と一念発起してITの勉強をしてIT業界に飛び込んだとして

IT業界には夫以上の変態オタクがゴロゴロいるわけで

嫌々学んでる私が業務時間外にもITのことを考えてる変態に敵うはずもなく

劣等感にさいなまれて早々に脱落することがやすやすと目に浮かびますね!

 

パソコンがわからない人の気持ちがわかるという強み

夫はパソコンの設定や機能やスペックについて私に一生懸命説明してくれました。

知識が無い人でもわかるように噛み砕いて説明してくれました。

 

でも全然頭に入らず笑

 

同じことを聞くと「さっき説明したのに全然聞いてないんだから!」と言うのですが違うんですよ。

聞いてるんだけど右から左へ通り抜けてしまうんです。

 

夫が噛み砕いてわかりやすくしてくれた説明が私にとっては難しいんです。

いや、一語一語は難しいことは言ってないんだけど系統立てて理解できないから頭を通り過ぎてしまうんです。

 

たぶん、夫のパソコンへの気持ちが私の理解を超えているように

私のパソコンへの知識の無さ興味の無さが夫の理解を超えているんでしょう。

 

夫はパソコンがわからない人の気持ちがわからないのです。

わかろうとしてるけど、本質的にわかれないんです。

 

スポーツでも名選手が名監督になれるわけじゃないと言われますよね。

できない人の気持ちがわからないから。

 

私のような者の活路はここにあります。

パソコンがわからない人の気持ちがわかるという強みがあります。

 

 

ちなみに私は料理が好きで、調理法や野菜のこと調味料のこと、一生懸命に夫に説明しても説明した直後に同じことを聞かれるという現象が多々あります。

 

「俺料理に興味あるよ!」と言うけど往々にして頭を通り過ぎています。

本人は気づいてないようだけど、料理に関してはパソコンと逆転現象が起きています。

きっと私もわからない人の気持ちがわからず、わかりやすく説明できていないのです。

 

人より少しだけ知識があることを人に教えるくらいがちょうどいい

私がもしIT業界で生きていくとしたら、プログラミングのような実務の仕事では早々に脱落するでしょう。

でも、パソコンが苦手な人にパソコンを教えるという仕事なら、パソコン好きのオタクより私の方がうまく教えられるんじゃないでしょうか。

自分がわからなかった経験があるから、わからないポイントがわかるのです。

 

逆に料理の超初心者に料理のことを教えるなら、私より夫の方がうまく説明できるかもしれません。

 

人に何か教えるなら、得意なことを教えるより、得意じゃないながらに人より少しだけ知識があること、それを人に教えるくらいがちょうどいいのです。

 

ただ、得意じゃない興味がない分野を仕事にして楽しいかどうかはわかりませんね。

人の役に立つという点ではやりがいはあると思うんですけどね!

 

得意なことを仕事にするのはなかなかにレベルが高い

f:id:manuruuu:20200707153605j:image

この植物何だかわかりますか?

ブラックベリー」というそうです。

ネットで調べたので、合ってるのかいまいちわからないのですが。

 

自粛期間中、夫と2人でよく散歩していました。

コロナで大変な時に不謹慎ながら、穏やかですごく幸せな時間でした。

 

散歩コースにこの植物が植えてあって、実がなっていく様を通るたびに観察していました。

 

植物の種類がわかる能力

自粛期間に突入して、散歩をするようになり、この植物の存在に気づきました。

目を止めたのは花が咲いていたからです。

f:id:manuruuu:20200707155111j:image

出典 : 果物ナビ

こんな感じの花が咲いているのを見て、私は「ベリー系だ」とすぐにわかりました。

イチゴの花や、地元の道端に生えてたキイチゴの花と似ているからです。

葉っぱもベリー系の形をしています。

 

ラズベリーなのか、キイチゴなのか、何なのか、詳しい種類まではわからなかったのですが、「ベリー」の一種であることはわかりました。

 

その後実がなって、色づき、熟したところでネットで画像を調べ、「ブラックベリー」であることが判明しました。

 

夫と散歩していて思うのは、私には植物の種類を見分ける能力がある、ということです。

 

散歩中に生えている植物を見て、あれは梅だ、あれはじゃがいもだ、あれはローズマリーだと判別ができるのです。

花が咲いていなくても、実がなっていなくても。

 

夫は全くわかりません。

え?なんでわかるの?という反応です。

 

私が植物を判別できるようになったのは、子どもの頃、植物図鑑や植物の本を熟読していたからです。

 

特徴がインプットされてるので判別できるのです。

 

得意なことを仕事にする

私は今の仕事を辞めたくて、でもどんな仕事をしたらいいかもわからなくて、どうしたらいいかネットで調べまくっています。

そうすると出てくるのが得意なことを仕事にしよう!という言葉です。

 

得意なことを仕事にすれば少ない労力で成果が手に入るのです。

 

その通り。私も得意なことを仕事にしたい。

 

じゃあ私の得意なことって?

 

「植物の種類を見分けることができます!」

 

何の役に立つねん。

 

植物を取扱う仕事、農業とか造園とか野菜を扱う調理とかなら持っておくべき最低限のスキルでしょうね。

最低限のスキルであって、これができるから仕事ができる、とは言えないでしょうね。

 

私の実生活において、植物を見分ける能力は生活を豊かにしてくれます。

散歩や通勤路を楽しいものにしてくれます。

 

でも役に立つかと言われると、まあ日々の料理には役に立ってるかな。

仕事には結びつかないなあ…。

 

そもそも私が身につけた、特徴をインプットして種類を判別するって方法。

AIが大量のデータを蓄積して、犬と猫を判別できるようになる、それと同じですね。

AIに取って代わられる能力じゃないか。

 

突きぬければ仕事になる

しかし仕事にならないなんて書きながら思い浮かぶ人がいます。

さかなクンです。

 

さかなクンもきっと、子どもの頃に図鑑を熟読して実物も見て魚を判別するスキルを身につけたことでしょう。

 

私と違うのは、さらに知識と経験とキャラクターを積み重ねて突きぬけた存在になっているところです。

 

要はオタクですよね。

 

何事もオタクレベルで詳しくなれば仕事に結びつくと思うのです。

 

現状、私の植物への情熱や知識はオタクレベルとは到底呼べないものです。

そんなんじゃ仕事にはならないな。

 

でもさ、オタクレベルの情熱が無くても、コツコツ積み上げていけばオタクレベルの知識には辿り着けるんじゃないかな。

 

いつか「私の得意なこと」が仕事になる日が来る…かもしれませんね!

バジルも人も追い詰められると本気を出す

f:id:manuruuu:20200615215628j:image

こんにちは、まぬるです。

 

ベランダで育ててるバジルに花が咲きました。

バジルの花、知らない人多いんじゃないですか?

f:id:manuruuu:20200615215721j:image

こんな可憐な白い花が咲きます。

f:id:manuruuu:20200615215833j:image

全体像はこんな感じ。

 

実家の一軒家で育ててたバジルは毎年夏の終わり頃に花が咲いていました。

 

マンションのベランダで育ててる今回は苗を買って早々、6月に花が咲いてしまいました。

 

花が咲いちゃうと花にエネルギーが行って

葉っぱが育たなくなるから遅く咲いてくれたほうがいいんだけれども。

 

たぶん使い回しの土で栄養が足りないから

生命の危機を感じて子孫を残そうと早々に花が咲いたんだと思います。

 

バジルも人も追い詰められると本気を出す

 

人も一緒ですよね。

追い詰められて本気が出ます。

 

私自身、仕事で追い詰められて転職やブログにまじめに取り掛かりました。

 

今まで文句ばっかり言って行動できてなかったけれど、追い詰められたことで本気で動き出しました。

 

バジルの、花を咲かせる気迫、本気っぷりはすごいです。

 

私もバジルを見習って、鬼気迫る勢いで行動します!